MSWのこぼれ話

不定期に更新します

もしもの世界

いつの間にか、経験年数的に回復期の専従加算が取れるようになっていた。MSW3ヶ月目とか言ってた時期が懐かしく、戻らなくていい過去でもある。

でも思い返せば、あの頃いた唯一の良心である脳外科医に(私が勝手に)助けられ、知識をなんとかかんとか習得することができた。

2年目の途中で今の職場に転職したけど、そこからは本当に全部が学びだった。それは、反面教師的な、何度も心が削がれるような時間ではなく、こんなにもadd onされることがあるのかという日々。

で、今のMSWの仕事が本当に楽しいと思う日々なのだけど、ふと、もしもと考える。

もしももっと学生時代とか社会人になって割とすぐにこの職についてたら...。そしたら、絶対に留学して海外の病院で働きたかったなと思う。

今でもそうだけど、日本の基準や考えしか知らないから自分の中の尺度が短いことを感じている。

海外に行ったからそれが長くなるわけではないかもしれないけど、比較検討すらできる知識、材料がないから、できれば海外に出たいと思う。

 

その上で、まあ今の病院は好きだから日本で働くのはいいかなと思ったり。

なんてありもしない過去の車線変更を考えたりする。

こういう時間は無駄なのかもしれないけど、自分ができないこと、もうどうしようもないことを考えるのも嫌いじゃない。

もしもの世界はないけども、過去は変わらないけどこの先の人生で海外で研修など受けられたらいいなと漠然と考える。ただ、目下、大暴れの子どもたちが巣立つことが最優先事項。

 

となると、海外留学など一体何年先になることか。